私の出身はどこですか?

人生を振り返る忘備録

さてはて、いつも一瞬の間を置いてからしか答えることができません。
その質問は、「出身はどこですか?」

この一瞬の間に渦巻く脳みそさん、

英語で聞かれた時は、あぁ~面倒モードで一番外人様が知ってる可能性が高い
OSAKA!と受け流す。

日本の方に聞かれて、ちゃんと真面目に、
「もう人生で25回ぐらい引っ越ししてるので、出身がないんです。」とお答えする。
するとその反応は概して、「この人はヤバい人だ!逃げ回ってる人だ!、あまりかかわらんとこ…」のオーラが漂います。

生まれ故郷ということで、静岡と答えると激しく違和感と罪悪感がともなってしまう。

生まれは静岡市だが、トイレの窓から富士山が見えたことしか記憶がない。
きっと5歳までほぼ母方の実家である岐阜県高山市で預けられていたからだろう。
なぜに預けられていたのか、その理由らしきものに気付いたのは27歳。まぁそれはまたの機会に。

生まれてこのかた、引っ越しはおよそ25回。
短期も長期も含めて住んだことがある都道府県を思い出してみると…
(数字はその中での住んだ地点数)

静岡3、愛知3、岐阜、三重2、北海道、滋賀、大阪5、福井、千葉

ニュージーランドでは、
ウェリントン、ネイピア4、オークランド2

親も転勤族、自分がサラリーマン時代も短期間にしっかり転勤を繰り返しました。
会社退社後の人生は、もはやノマドです。

言葉も関西弁を中心に混じる名古屋弁、北海道なまり、母親との会話は完全に岐阜の飛騨弁
ブログを書いていても、もはや落ち着きない言葉じり…

こんな人生ダメです!
やはり実家というものがしっかりあり、出身をもたれる方の落ち着きに勝るものはありません!
自分はどこどこ出身です。と一度もさら~と余裕で言ったことは皆無の今まで。

日本であろうとニュージーランドであろうと、どこに行っても適応してしまうのは特技といえばそうだが。。
その副作用は途方もない。
2年ほどすると、そろそろお引越しですか~ とヤドカリ遺伝子が叫びだす。

でもさすがにこの年齢になって、やっと落ち着いてきたのかネイピアは長くなりました。
あと引っ越しは1回ほどで、この人生は収めたいと思います。

そのかわりニュージーランド、日本と落ち着きなく日々動き回ってしまうのはお許しくださいね。

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