カナダの50度近い熱波のニュース。
それを読むここは一桁の気温、ニュージーランド。
寒さより暑さの方を苦手にする人間の私。
そんな人間よりも暑さを毛嫌いする柴犬のせん。
冬の寒さも本格的になった今、せんさんは元気!
間違いなく、夏場よりも睡眠の質が深く、長くなったことが原因。
せんの散歩要求は日に日に強くなってきました。
こうして今日も川が横に流れる堤防の遊歩道。
車を停めて散歩がスタート。
自然しかない光景が始まります。
堤防下、右に50メートル先には、ツキツキリバーが流れる。
左手には、収穫も終わり樹と枝だけになったぶどうの樹が並んでいます。
広大な冬のブドウ畑。
春が近づくと、葉が伸びて実を付ける。
そしてニュージーランドのワインへとなります。
日本ではこれほどの大きなブドウ畑は珍しい。
でもこの国ではなんてこともない広さ…
そのブドウ畑に、堂々と立つ巨大な白い風車。
ただの風車ではない。
ニュージーランドの大切な電力を担う風力発電機。
強い風が作り出すニュージーランドの電気です。
ニュージーランドには原発が一基も存在しません。
それに代わる電力供給…
火力、水力、地熱、そして風力発電があります。
ニュージーランドワインのブドウを育てる電力を風車が賄う。
そんな光景が広がる光景です。
もう少し先に進むと、羊牧場。
ニュージーランド在住15年も過ぎたのに、いまだに羊を観ると反応してしまう。
「羊がいる~!」
人口600万人の国に、1,200万頭の羊。
これぞ、ニュージーランドを象徴する景色です。
ちなみに私は、けっこう羊牧場の場所を知っています。
その理由は…
よく地元ホークスベイ地方でワイナリーツアー催行時、
「羊の写真が撮れる所はありませんか?」
そんなリクエストをよく受けるんです。
そりゃ、そうです!
クライアントさんの気持ちはよ~くわかります。
なので、ある程度知っている。
ある程度…
羊さんがそこにいるかどうかはわからないのだから。
牧草がなくなれば、移動していくのが羊さんだ!
だからいるかどうかは、行ってみないとわからないのだから(笑)
それに基本、人が近づけば羊さんは逃げていくんです…
なかなかアップ写真が撮影できず不満顔をされてしまう…
そんなぁ~(泣)
その牧場の中に、養蜂箱も並んでる。
はい、この箱でミツバチが生息。
ニュージーランド名産品、ハチミツ生産がここに見られます。
この国に住んで初めて知る、多種多様なハチミツ。
マヌカだけでなく、いえ、味だけならマヌカはあまり美味しくない。
プロポリス含有量だけならマヌカ、味は別!
はい、少しあるいただけでもニュージーランドを実感できます。
こんなのんびりしたツアーも催行できたらいいなぁ~
本当にそう思います。
カスタード・タルト、シナモンコーヒー
なんともkiwiらしいお持ち帰りのランチ!
これを味わいながら、観る楽しみは…
朝の連続テレビ小説、「なつぞら」!
ドラマの最初、舞台は北海道帯広の開拓者家族。
まったく日本人魂は抜けていません(笑)
私の父方、3代?4代前?
北海道のニシン漁をしていた移民です。
そして今、私はニュージーランド移民をしています。
いつもながらの疑問…
なぜに?(笑)
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