振り返ればまた学生? 柔整専門学校 #3

人生を振り返る忘備録

前回 #2 再び始めてしまった勤労学生生活。
奨学金をめぐるお話を中心にしました。

今回は記憶をほじくり返して専門学校の授業などを残しておきます。

私にとっては大学卒業後のサラリーマン生活を経て、カイロプラクター養成校の3年を修了。
そしてカイロプラクティック院を経営しながらの柔道整復師専門学校入学です。

今回の専門学校生生活の目的はシンプル。
3年後の専門学校卒業、そして国家試験合格をすること。

まだ始まったばかりの夜間部柔整科の授業。
なによりも国家試験合格をせねば卒業をしてもなにも意味をなしません。
すでに社会人生活をけっこう経ていたため、1年生ながらもいかに国家試験合格ラインをクリアするか…
これがしっかり念頭にありました。

それにしても朝から夕方までカイロプラクターとして忙しく働く。
土曜、必要なら日曜日も。
片道2時間の通学、帰宅は深夜12時頃…

このような日々を送っていれば、自主的に勉強をする時間がさっぱりない。
唯一集中をして勉強ができるのは、通学で利用するJR新快速に乗車する往復2時間半。
この時間しかありません。

ですが、カイロプラクター養成校においてすでに一度基礎医学は学んでいました。
真面目に勉強をしておいてよかったと、この時思いました。

カイロプラクター養成校で使用した基礎医学の教科書は鍼灸師養成用のものでした。
柔整科の授業を受け始めて気付いたこと。
鍼灸科の基礎医学は柔整科で学ぶものよりいっそうレベルが低いものでした(当時)。

ですから柔整科の授業は少しレベルアップ。
まず1年目は基礎医学が中心です。
解剖学、生理学、病理学…

その中でも生理学に苦手意識がしっかりありました。
なので3年後の国家試験を考えれば、いかに生理学をクリアするのか…
これに苦しむ柔整科の学生生活だったようにも思います。

解剖学。
医大の解剖学に比較したら間違いなく優しい内容に違いありません。
それでも解剖学を学ぶこと2度目となると、個人的にももう少しレベルの高い解剖学知識が欲しかったんです。
そのため医大で使われる解剖学の教科書も併用してお勉強しておりました。

幸運なことに解剖学担当の講師は、現役バリバリの医師、I先生。
のちにI先生とは深くお付き合いをすることになります。

灘高出身、東大中退後に医大卒業。
日本でも屈指のスポーツ整形外科医。
いわば紙一重の方(笑)、とっても個性的な先生でした(笑)

先生とはその後に同じチームでともに働かせていただき、先生の運転手もすることに(笑)
2018年、つまり3年前には私の左膝をオペしていただくことにも…

ご縁とは不思議なものです。

お話を戻しますね。
カイロプラクターとなるための3年間も、睡眠時間2時間、3時間あれば嬉しい日々でした。
そしてまたまた始まった柔整科の学生生活も同じようなもの…

ですが高額すぎる学費も、通学費、生活費…
すべて自分の支払い、当たり前ですが。

それを思えば、楽したりサボることもできません。
もうフラフラ、必死、ただただ学んで生きていくしかない時代が再び。

月曜から金曜日、夜6時にスタートする授業です。
教室に座るほとんどのクラスメートは年下さん。
勉強もしない気楽な学生さんたちよろうな、と思っていたのですが…
そうでもありません。
学校の成績を眺めてみれば、優秀な人が多くおられました。
やはり30代ともなれば、頭もすでに硬かったのかも?(笑)
私にとってはもう学校の成績よりも、国家試験準備をいけるのかが気がかりではありました。

そんな当時から、ずっと先のこと。
ニュージーランドという国において、みたび基礎医学を学ぶことになることは露知らず…
それもすべてを英語でなんて…
日本での学生生活のツラさとは比較にならないほどの地獄の時間が待っていたんですが(笑)

留学時代のお話は完結づみ。
次回も柔道整復師専門学校時代のお話です。

つづく

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
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