【No.990】お題をひとつ #51「好きなことを仕事に」

お題をひとつ

「人生を振り返る忘備録」シリーズを書きあげました。
もっと早く終わるつもりが、最後は逆に間に合うのかどうかと心配をしたほど。
あとは、しっかり「あとがき」を書いて、1,000日を迎えることにします。

ただどうしても書ききれず、気付きや思いが残っているので、ここで吐き出してしまおう。
つまり「振り返る」シリーズの付けたし、余談とも言えます。

私は今までに自分の好きなことを仕事にすることができました。
具体的にはスポーツトレーナーであり、あるいは旅行業がそれにあたります。

「振り返る」シリーズの最終話にあったとおり…
オーバーワークともいうべきか、自分の限界を越えて働いた経験があります。

まさしく自分が夢に思い、好きなスポーツの世界で命一杯に羽を広げて働きました。
好きな仕事をしているからこそ、自分のリミッターが壊れてしまったわけです。
仕事をすることが楽しくて仕方がない!
そんな経験をできたことは幸せなことです。

ですが私はその時に大きく環境を変えることで、好きな仕事を一度離れました。
そうしなければならない、他の方法が見つかりませんでした。

それを現在の私が俯瞰的に見て思うこと…

「好きなことを仕事にする」
それは本当に良いのだろうか?

もしかしたら、仕事なんて少しぐらい嫌な方がいいのかもしれない。
「あ~ 今日は仕事行くの面倒くさいよな~」
「あの課長と顔合わせるの、イヤやわー」
「営業先の部長、うっとうしいし…」

仕事においてこのぐらいのことがあった方がよいのかも、とも思ってしまいます。
もちろんスポーツトレーナーをしていても、そこにはいい人ばかりではない。
面倒な人も、エラそうなプレーヤーだっています。

ただ夢を叶えて好きな仕事をしていると、それすら感じない(笑)
だからこそ、知らないうちに限界を越えても働いてしまう。

それが毎日少しでも仕事を面倒と感じ、嫌々する仕事があるのなら…
それほどに見境なく無茶な働き方をすることもなかったことでしょう。

そう考えてしまう私は、まだ生きております。
南半球の遥か彼方であっても(笑)

無茶苦茶働いた経験をして、私は自分の限界というものを知りました。
自分の働き方というものを、実感することができたのです。

そうすると、自分からリミッターをぶっ壊してまで働くようなことはしません。
ニュージーランドの南には、もう南極しかありませんし(笑)

 

大学の体育会出身者が就職で優遇される現実も納得できるような気がします。
スポーツの世界で目標に向かって努力をし、それが叶わずとも自分の限界と向き合う…

20代までに自分の好きなことがわかる人なんて、本当に少ないと思います。
好きなことを仕事にするのか、好きなことは仕事以外で楽しむのか…

人それぞれの価値観。
ひとつではない正解は、社会人となってからの長い人生をかけて、ゆっくり見つけて納得するものでしょうか。

好きな仕事を懲りずに、またしてしまった私です(笑)

ニュージーランドで、今までの経験と知識を活かし、留学エージェント業務も12年。
来年中には、ニュージーランド留学が再開されることでしょう。
新しい多くの留学生が訪れる時を待ちましょうね。

そしてツアーガイド&ドライバーとして、ニュージーランド中を走りまわるのも11年になりますか。

旅行者さんと楽しく仕事が再びできる時が、きっとすぐそこに。
同じ島国、ニュージーランドと日本の両国で、好きな仕事をしてしまいましょうね。
もう自分の働き方はわかっているのですから!

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