旅です。「スーツケース」は何がいい?

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日本帰国が近くなり、そろそろパッキングをする時が来ております。
これを機に「スーツケース」について。

旅をすることが仕事であり、趣味でもあり、人生の大切な部分でもある。
そうするとスーツケースは何がよいのかというのは、結構大切な問題。

写真の左はソフト型、右はハード型。
スーツケースも大きく分けてこの2種類。

日本の方々はほとんどハード型でしょう。かっこいいハード型もいっぱい!
クライアントさんの荷物も99%ハード型です。
自分はどうかというと、ここ10年ほどはソフト型しか使っていません。
写真の黄色いハード型はずっとお蔵入りの状態。

昨年旅行関係の方30人以上でベトナムに行きましたが、ソフト型のスーツケースは何と自分だけ。
「ソフト型も旅に慣れているようでいいわね~」と異端児見る目でおばちゃんに言われましたが。
それでもなぜにゆえにソフト型なのか?

自分の場合は、よくよく日本とニュージーランド間を往復します。
それもニュージーランド航空を利用することが多い。
ニュージーランド航空の許容預け荷物重量は23㎏、ここ数年はとてもこれが厳しい。

23㎏なんてあっという間です。
最近はハード型の軽量化も素晴らしいのですが、やはりソフト型よりも重い。
そしてソフト型のメリット、それは膨らむこと。
軽いものを多く詰め込みたい時、例えば食料品や雑貨。そういう時には膨らんで体積が広がるのはとても重宝。

では一番心配、デメリット。「中の物、壊れない?」
今まで数えきれないほどワインを詰めて赤道を越えています。
ちゃんとプチプチ(英語でバブル・ラップといいます。)とかで保護してあげたら大丈夫です。一度も割れたりしたことはない。
「絶対やな~」 それにつきましては、保証も補償もしませんが(笑)
本当に大切な物は必ず預け荷物ではなく、手荷物にして下さいね。

スーツケースを空港で預けた後は、見えないところで間違いなく凄まじく激しい扱いを受ける。
投げられる!蹴って動かされる!高く積み重ねられる!機械化されている空港でも必ずどこかで人の手が介入します。
もう扱いなんて気にしていられるようなスーツケースの数ではない、それは容易に想像できること。お疲れさまです、いつもありがとうございます。

投げられやすい、蹴られやすいのはソフト型よりハード型。
積み重ねられて底に選ばれる可能性が高いのはハード型。ソフト型が下では不安定ですから。
(これ空港でお仕事している時に空港スタッフのおっちゃんも言ってました~。おっちゃんは強くハード型を押してました!そりゃそうだ、仕事楽だ)

こんな理由で長年ソフト型を使っております。ニュージーランドでは人気のブランドの物ですが、今まで空港で同じ物を見たのはただ1度だけ。
写真の緑のソフト・スーツケース、ニュージーランド、世界、日本中ですごい扱いを自分からも他多数からも受けておりますが、ぜんぜん壊れない。
もうそろそろ壊れてくれて、新しいの買いたいな~ と思っていても、そんなことお構いなしに無事にもどってくる。カバン好きは相当なのに(笑)

ならハード型はダメなのか?
いいえ、自分のように頻繁に使わない、海外旅行でも日本でも短期の旅で使うことが多い。
それならハードの方がいいです。いっぱい詰め込むこともないですし、中身が少量ですとソフト型はとっても使い勝手が悪いです。

旅のお仕事をしていると、預け荷物がなくなる、どっか行ってしまうなんてことは、珍しいことではまったくありません。
それはそれは頻繁にあること、サポートしている留学生の荷物が、空港で出てこない…

名前や連絡先がわかるタグは絶対に付けておいて下さい!
日本語と英語の両方でお願いします。
間違えて違う人が持っていってしまうこともよくよくあります。
空港からの電話で「他の人がら戻ってきたわよ~」ていうのも。

そしてロスト・バッゲージの時には、スーツケースの特徴を必ず空港スタッフから聞かれます。

日本の空港でよ~く思うこと。。
まぁ似ている色、スーツケースばかりだこと。。

売れ筋の色や世間の見る目とか無視です!

目立つ色!一目で自分の物とわかる独特な物!を選んで購入して下さい。
せめて、とっても特徴的なステッカーを1つ大きく貼っておいて!

バーコードいっぱいおしゃれで貼ってあるスーツケース、全部剥がして下さい。
どっか行っちゃう、はじかれて空港に残される原因になります。

え~以上、とても私的な意見でした。
色々お許しくださいね。

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