ニュージーランドで コロナワクチン接種

その日の日記

快晴、暖かな陽気の真冬の午後。
やっとこの日がおとずれました。
コロナワクチン接種、1回目の日。

あらかじめ予約もされた日時。
接種場所は、自宅で5分ほどのMarae(マラエ)
マオリのセレモニー会場、集会所です。

駐車場に車を停め、ひと気のないながら案内板に従い会場内へ。
今、写真を見ていて気付いたのですが…
写真は、「Vaccine Center」とあります。
なにもおかしいことはないようですが…

センターの 「Center」 のスペルをニュージーランドで見ることが珍しい。
もしかしたら間違えたのかもね!

米語だったら、「Center」で正解。
でもニュージーランドで使われる英語なら、「Centre」が正解です。
違いがわかります?
そうです、e と r の順番が米語と英語では逆さまなんです。

センターに入ると、最低限の情報を記入し、受付を済ませ接種を待ちます。
マオリ調の飾りもあってか、まったく接種会場の雰囲気はゼロ。

日本とはまったく違うであろうことが…
白衣の人がまったくいない。

誰がドクターで、誰がナース?
誰が受付スタッフ?
名札を確認しても、ファーストネームしかありません。
会場にはマオリ音楽も流れているので、すぐにでもダンスが始まりそう(笑)

3分と待たず、若いお姉さんスタッフさんに名前を呼ばれる。
順番が来たようで、付いていくとパーテーションで囲われた椅子に座ります。
目の前には大きなマオリのおばちゃんが一人。

ふむふむ、このおばちゃんがナースさんなのね。
接種前には、フルネーム、生年月日、健康状態、アレルギーなどを聞かれます。
聞かれながら、先程先導してくれたお姉さんが左肩を腕まくり。
接種が楽になるよう半袖で来場してきました。

さぁ、準備ができたな!
と、思いきや。
先導してきたお姉さんが注射!

あれ、この正面のおばちゃんじゃなかったのね!
このお姉さんがナースだったん?(笑)

お姉さんの注射がお上手だったのか、まったく痛みもなく。
でも注射前の消毒もなかったけど、まぁいいか。

あっという間の接種。
その後は、副作用につい一通りの説明を受けて…

この後は20分間の、Observation area で待機。
接種後の急変に備えて、20分間のお座り待機です。

コーヒー、果物、軽食もご自由にどうぞ!
サービスもよろしく、久しぶりに会う知り合いとお話をしたり。

運よく接種後の痛みや異変もなく、20分が過ぎていきました。
この場で3週間後の2回目ワクチン接種予約も確定です。

予約制といえども、混み合うこともなく…
平和で穏やか、選挙会場よりも緊張感はありません。
明らかに、ワクチン接種に訪れた人より、スタッフの方が多いし(笑)

きっと誰も接種を急いでいない影響ももあるのでしょう。
それはそうだ
海外からの帰国者以外には、ニュージーランド国内の市中コロナ感染者の確認はずっとゼロ。

ワクチン接種の効果を国内で一切期待しなくともよい、恵まれた状況です。
そうでありながら、全国民数以上のワクチンは確保されているようだし。
ワクチン接種に焦る必要もなく、淡々としております。

ワクチンを 1 回以上接種した率が国民の3割ほど。
必要回数接種完了者は、約15%の現在です。

ニュージーランドの市民権を持たない私。
それでも何の問題もなく、ワクチン接種を受けることができることに感謝します。
もちろん鎖国政策の大波には、もまれて溺れそうですが(笑)

今日も平和なニュージーランド国内。
でも私は一日も早く日本帰国をしたいので、日本の状況を日々見つめつつ…
自分の努力では何ともし難い残念、無念さを感じているのが正直なところでしょうか。

出来ることをするしかない。
まず2回目の接種を待ちましょう。

今回も次回接種も、副作用が軽くすんでくれたらよいのですが。
これも自分でコントロール外。
穏やかな気持ちで、時の流れに任せることができますように…

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