早いもので5月も終わりです。
ニュージーランドの5月、厳格ロックダウン生活からレベル3、そして2へと警戒レベルも緩和。
南半球の底に位置するこの国は、長い冬の始まり。
ニュージーランドから北に位置する日本までの同じほどの距離。
その距離を東に移動すれば、そこは南米、ブラジルまで行けそう。
そのブラジル、現在は1日に2万6千人のコロナウィルス・新規感染者が。。
ブラジルのトップが、ウィルス対策より経済優先をした今の結果です。
そしてニュージーランドのお話にもどると。
過去1週間、ニュージーランド国内全域で、新規感染者はゼロ。
コロナ肺炎による入院患者さんも、国内でゼロ。
現在コロナ罹患者は国全体でたった1名です。
もちろんこの先、再び感染が広がる可能性はあります。
それを警戒して、まだ社会的距離を維持する警戒レベル2を継続中。
現在はマスク姿を見ることもなく、日常生活が急激にもどっています。
コロナウィルス感染騒動をニュージーランドで経験したことが幸運だった?
きっと他国に先んじて、コロナウィルス警戒前の姿を取り戻そうとしているのでしょう。
もちろん国境封鎖を除けばのお話ですが。
個人的、業務的にはこの対策がもっとも大きな問題なのです。
今のコロナウィルス終息化、1か月半の厳格なロックダウン生活の成果であると国民も理解している。
その厳格さは、日本語のブログではなかなか語り尽くすことも難しい。
なぜなら過去に経験した日本人がいないのだから…
島国であることを利点に、ミスをしながらも早急な対策の賜物でしょう。
喉元過ぎれば熱さを忘れる
最近、ロックダウンは必要なかったのでは…
この経済の悪化はロックダウンのせいで、必要なかったのではないか!
そのような意見も国民から出始めました。
全員が賛成することもないのが当然の民主主義。
何が正解なのかは、誰もわかりません。
一面から対比すれば、ブラジルが間違いで、ニュージーランドが優秀ともいえる。
ですが、違う面から述べると、同じ解答とはならないのかもしれません。
ニュージーランド、9月には総選挙が待っています。
今は世界的にも評価高い、アーダーン首相。
もしアーダーンさんの労働党が、対する国民党に負けることになれば…
一気に現在の政策はひっくり返されることでしょう。
さてさて、今回のロックダウン、そして犠牲となった経済や雇用状況。
これを国民はどのように評価するのでしょうか?
ちなみにニュージーランド国民でない(市民権を有しない)自分。
永住権保持者である移民の自分にも、まったくkiwiと同じ選挙権があります。
(選挙に立候補はできませんが…)
なんともありがたき幸せ、無駄になどしたら罰が当たる!
現在、他国に暮らしていたkiwiがニュージーランドに続々と帰国しています。
理由はよくわかる、何と言っても安全だから。
その結果、ニュージーランドの人口は500万人に!
そして失業率の高さから、しばらくは他国民の移住も厳しくなることでしょう。
移民に仕事を与えるほどの余裕はありません。
色々なところに、コロナ騒動の影響がみられる現在です。
珍しく真面目なブログですこと(笑)
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