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振返りシリーズを終わらせなばなりません。
少し焦ってきました(笑)
誰にも期待されているわけでもなく、ただただ自分のために。
前回、「柔整専門学校 #7」でのお話。
柔整専門学校卒業を前にして、アメリカンフットボールチームのトレーナー研修生となることができました。
そして無事に専門学校の3年間を卒業、国家試験にも合格。
滋賀県のカイロプラクティック院を開きながら、晴れて研修生から正式にトレーナーへとなることができました。
先に、アメリカンフットボール(以下、アメフト)チームについて簡単な説明を。。
私がトレーナー活動をさせていただいたチームは、日本におけるトップアメフトチームのひとつ。
当時も今も毎年日本一を狙う強豪社会人チームです。
日本社会人アメリカンフットボールリーグ「Xリーグ」に所属します。
トップアメフトチームは大所帯。
プレーヤーだけでも約70名を数えます。
監督、コーチ、チームドクター、マネージャー、サポートスタッフさんなどを含めて、ゆうに100名を越えます。
そしてメディカルトレーナー(当時)が私の役割。
スポーツトレーナーといえば、スポーツジムにあるトレーニングマシンやダンベルを使い筋トレの指導…
そのようなイメージがあるかと思います。
ですが、そのような指導を行うのは、ストレングストレーナー(ストレングスコーチ)と呼ばれる。
それは私のお仕事ではありません。
スポーツの現場で怪我をした時の応急処置、復帰までのリハビリ、受傷予防対策をするのが私の役割。
当時はメディカルトレーナー、現在はアスレチックトレーナーと呼ばれる。
私の役目がこれです。
サッカーやラグビーのゲーム中、怪我をして倒れたプレーヤーのもとへ一目散に駆けつける人!
あれですね(笑)
以下のお話ではただ「トレーナー」と表記をしますが、上記のメディカル(アスレチック)トレーナーを意味します。
ご理解くださいね。
国家資格の柔道整復師免許を有しつつ、メディカルトレーナーとしての活動が本格的に始まりました!
さきほどもお話のとおり、プレーヤーだけでも70名も在籍するチーム。
トレーナーだけでも数名、チームドクターやトレーナー研修生と連携をして日々働くことになります。
師匠であり、トップトレーナーであるI先生の下、勉強をしつつ、日々経験を積んでいきます。
トレーナー業務を行うことはこれが初めてではありません。
すでに陸上、テニス、野球のフィールドにおいては経験が。。
ですが、アメフトの世界はそれらのスポーツ種目とは大きく異なる。
まず、怪我人が多い、比較できないほど多い!
練習時、ゲーム中を問わず、頻繁に怪我人が発生するアメフトの世界。
言い方は悪いのですが、まずこの点でアメフトのトレーナーとしては有難い!?
もちろんプレーヤーに怪我をしてほしくない。
怪我予防の処置を最大限行う。
でも、それでも怪我人は発生するのがアメフト…
それも多種多様な怪我を現場で診ることができてしまうんです。
捻挫、挫傷、骨折、アキレス腱断裂、脱臼、膝の靭帯及び半月板損傷…
もう数えきれない受傷をこの時から経験させていただくことになるのです。
そう、私はこの時のために「柔道整復師」免許を取得したのです。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷の処置ができる、柔道整復師になったんだ。
こうして週3日、4日と大阪にてトレーナー業務をすることに。
ここで私は決断をしました。
順調に経営をしていた滋賀県の「Yカイロプラクティック院」。
滋賀県から大阪への頻繁な通勤は時間がかかり過ぎる。
トレーナー活動へ支障が出るのなら…
スポーツトレーナーを最優先に業務となる環境を作る!
なら、これを閉院しよう!
そしてかねてより話をしていた、トレーナー派遣業務と整骨院経営を中心とする会社。
同じトレーナーとしてカイロプラクターであった友人との共同経営。
大阪に会社設立をする決意をしました。
その決意をすることに迷うこともありません。
すでに開業経験もその時点で3度目。
なによりも、大きなスポーツチームにてトレーナー活動をすることこそが私の夢であったのですから…
ところが…
この会社設立、共同経営が大きなつまずきとなったのです…
次回につづく。
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