ニュージーランドの選挙結果 2020

ニュージーランド情報
6+

ニュージーランドからは遥か彼方の国。
あまりkiwi(ニュージーランド人)がお好きでないアメリカでは、大統領選挙戦が大変な様子を呈しています。

そんな時、南半球の底にあるニュージーランドでは、先月17日に行われた選挙結果が公式に発表されました。

先にこれからお話に登場する数字などは、正確性に欠けるかもしれません。
そこのところをご理解下さい。
(適当にお話をする気持ちはありませんが…)

一般選挙の結果は、アーダーン首相が率いる与党の労働党(Labour)が圧勝。
今回のコロナ対策への評価を考えれば当然の結果。
2大政党のひとつ、国民党(National)が歴史的惨敗でした。
この点に関しては、「そんなものよの」
と、個人的な感想。

それよりも色々興味深いことが、今回の選挙にはあります。

ニュージーランドにおいて投票権を持つのは、18歳以上のニュージーランド国籍保持者。
そして、継続して12カ月以上すでに在住している永住権保持者。

日本国籍ながら、もうすぐニュージーランド在住15年の私。
選挙権者リストにも、登録されております。

実際の投票の様子は、こちらをお読みください。
(期日前投票ですが…)

驚くべきは、今回の投票率です。
約82.5%

2017年が79.8%なので、もともと国民の選挙への参加意識は高い。
それにしても、8割を超える投票率は素晴らしい。
選挙に行かなければ罰金!という国もあるようですが、そんなこともありません。

そして今回はコロナ騒動の影響からか期日前投票率が69%
2017年の47%と比較しても高くなりました。
10月は、すでにオークランド以外ほぼほぼコロナ感染も終息していました。
それでも人混みを避けたい気持ちはわかります。

実際、私も期日前投票が始まってすぐ、投票に行きました。
投票者より選挙管理人の数が多かったです(笑)
ガラッガラの小学校で投票。

日本もこれほどの投票意識がある社会になるとよいのですが。
投票率に人口の多少は関係ありません。

今回の選挙は一般選挙と同時に、2つの国民投票も行われました。

一つ目。
「嗜好品として大麻を認めるか?」
投票結果は、

Yes  46.1%
No  53.1%
(合計100%にならないのは、無効票もあるからよ!)

否決されました。
Yes の意味は、「大麻を合法化して楽しむぞ!」
そんな簡単なことではありません。
「法制化により、嗜好品としての大麻流通をコントロールしよう」
そんな意味あいも含まれます。

ですが、Noが少差ながらYesを上回ったため、今後も大麻を日常で楽しむことは違法となります。
(私は、悲しんでいませんよ 笑)

もともとマオリ文化には、大麻の嗜好があります。
ニュージーランドはイギリスとマオリ文化が共存する社会。
これに対する理解は、長くニュージーランドに生きないと難しいと思います。
この大麻にしても、モコ(タトゥー)に関しても。

 

さて、もうひとつの国民投票のお話。
「2019年にすでに施行されている安楽死の法律を支持しますか?」
こちらの投票結果は、
Yes 65.2%
No 33.8%
(合計100%にならないのは、無効票もあるからね!)

こちらは大差がつきました。

すでに法制化までされているのに、今さら…
とも思いますが、今後はこの法律に則り、安楽死の選択が可能になっていきます。

もちろん、簡単に安楽死が許されるわけではありません。
詳細はここでは省きますが、多くの条件があります。
条件の中には、

「余命6カ月以内と診断された末期症状の患者さん」
「18歳以上のニュージーランド国籍保持者、もしくは永住権保持者」

これで将来、安楽死を選択することが私にも可能になりました。
日本人としては稀なことなのかもしれません。

そして、好意的にこの国民投票結果を受け入れる自分がいます。
もちろん、そうならないように、健康に留意しなければなりません!

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットに相談です。

コメント