洪水で倒壊したレンガ壁を再利用!~後編~

ニュージーランドでDIY

こうして掘削作業もなんとか終わり…

こうしてって、詳しくは「中編」をお読みいただけますと幸いです。

ここからが本番、そして形を成していきます。
大切な材料が登場。
Morutaru モルタル!

そうです、少し前にこのモルタルを購入するお話がありました。
この日のために準備をしたモルタルでございます。

トントンと叩き、できるかぎり平らにした地面。
そこに仮でパズルの如く組み合わせたレンガ壁を。

指定の量よりもずっと少ない水を加えたモルタル。
「バサモル」というらしいです。
今回初めて知ったのですが、名前など知らなくとも以前からそうしておりました(笑)
バサバサしているモルタルだから、「バサモル」らしいです。
でも、それって日本でしか通用しない名前ですよね(笑)

このバサモルを地面に盛り、そこにひとつずつレンガ壁を置いていく。
レンガ壁はできるかぎり水平に。
ですが、雨の流れを考えると少し傾斜があった方がよろしいはず。
そこは精密にせずとも、自然と傾斜は付いてしまう。
なので同じ方向に傾斜があるイメージで、水平に。
水平器の泡とにらめっこです。
そしてゴムハンマーでコンコン、傾きを整えていきます。

それにしてもレンガ壁が重たい…
上腕三頭筋と肩関節が痛む…
痛みには強い、あまり気にせず作業です。

バサモルを敷いてレンガ壁を並べる作業。
思いのほか、はかどる。
さほどツライこともなし。
痛みさえなければ(笑)

こうして3時間ほどの作業で、すべてのレンガ壁を並べ終えました。
ここで焦ってはいけない。
地面とレンガ壁をしっかり固定させるため、じっと乾燥を待たねばなりません。

乾燥が足りずに進めると、ここに割れが入り、レンガ壁が傾いてしまうはず…
と、素人ながら考えるわけです。

きっと正解?
冬場のことなので、3日ほど放置。
雨がかからないように、カバーをしてと。

はい、3日経過をして確認。
一応レンガは地面にくっついているようです。

ここからは、砂状のモルタルをレンガ壁の隙間にぶち込む!
レンガ壁の上のモルタルは「ほうき」でサッサと流し込みます。

できたら、上からシャワー上の水を優しくかける。
そして待機、乾燥させる。
またシャワー、乾燥…

ここもゆっくりと固めていきましょうね。
きっとその方がよろしい。
素人はまたそう考える。

こうして、なんとなく適当に繰り返したら。
またじっくり乾燥タイム。

この乾燥タイムも3日ほど。
この間、せんと車中泊キャンプに出掛けたのでした!

車中泊から帰宅をして硬化を確認です。
けっこういい感じでない!(笑)

よし、やっとまわりの木枠を取り外してと。
そこには、掘り起こした土をもどしてあげましょう。

途中から料理レシピのようになってしまいました。
誰かついてきているのでしょうか?

 

まぁ、よいです。
いつの日か、同じような作業をする気になった時…
その時に読み返して、助かるのはこの私ですから(笑)

そしてこれを観るたびに、洪水の日を思い出すのです…
形状は真四角でもなく、壊したままの姿でバラバラ。
またこれも味があってよいのでは?

はい、とうとう美味しそうな「レンガ壁敷き」が出来上がりです!
施工前写真と比較してみるとこんな感じです。

おつかれさまでした。
さぁ 召し上がれ!(笑)

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