第29話 ニュージー専門留学 最終話

Yoshiの 留学 体験記 〈 完 〉

前回のお話、第28話にて、修了をかけた最終テスト前の模様を。
まさしく、それまでの人生でもっとも勉強に費やした時でした。

それこそ、寝る間も食事の時間も惜しんで最後とするテスト勉強です。
それが20才前後のことだったらわかる。
時はすでに30代後半のことです。

静かすぎて緊張しそうな図書館の椅子に座り、まわりを見渡せば、ティーンエージャーもいれば、すでに60歳を過ぎたクラスメートも。
日本を離れ、自ら望み海外で学ぶ経験をしてみれば、英語や専門知識以上に得ることばかり。

日本の常識は、世界にでれば何の意味もなさない。
世間体や対面なども存在しない。

そして年齢や人種、性別に関係なく、学びたい者が学びたいことを学びたい時に。
もちろん、そこに偏差値など存在する意味は何もない。
学歴や卒業校で人の価値を判断することの愚かさがよくわかるというもの。

最初は英語を追い求めるだけで、授業内容などまったくわからず。
そこに同じクラスの台湾人チー、ロシア人のオレグがいて。
3人でまさしく助け合いながら。

慣れてくれば、kiwiのクラスメートとも会話をしながらわかりあうことも多くなる。
講師には、年下もいて、優秀な人もそうでない人も…

学校だけでなく、柔道クラブのコーチやジュニアたちとの時間は貴重な財産に。
この最終テストが終わってからも、結局コーチとしてしばらく残っていました。

図書館の静まる中で、そんなことを振り返りながら、テスト勉強を。

そして最終テスト、アサイメント(小論文)の最終提出が始まります。

クラスメートであっても選択科目が違えば、受けるテストも違う。
それぞれの履修科目のテストをこなしながら、構内や図書館で会うと励まし合う。

そんな2週間をこなしました。
後は結果を待つのみ…

結果はたった1枚の用紙を受け取るのみ。
自分の場合、それは入学の面接テストから通い続けることになった留学サポートセンターで受け取ります。
結果発表の日、結構に緊張しながらエレベーターでセンターへ。

もう顔馴染みを越えたお付き合いのスタッフから受取ります。
笑顔と一緒に、「Yoshi,congratulation!

無事に修了できた嬉しさより、もう留学費用を払わなくてもよい!
ホッとしたことを覚えています。
チーもオレグも、無事にコース修了です。

こうして思いがけず、ニュージーランドで語学学校から進学。
ネイピア、ポリテクのEITにて専門課程を修了。
ブログでは書けないことも含め、色々ありすぎた1年。
本当にがんばりました。
おつかれさま!

次回は留学体験記、エピローグとして、本当の最終回でしめます。

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